海上釣堀に初めて行くという方の中には、「高いお金を払うのだからストレスなく、快適に釣りを楽しみたい!」という方もいるのではないでしょうか?
そんな方には海上釣堀での釣りを快適にするための便利グッズを持っていくのをおすすめします。
とはいっても便利グッズの種類が多すぎて一体海上釣堀には何を持っていけばいいのかわからないという方もいると思います。そこで今回は海上釣堀に持っていくと釣りが一気に快適になる便利グッズをご紹介いたします。
釣りに持っていくと便利なもの~グッズ編~
タオル
夏場では汗を拭いたり日よけに使えますし、釣った魚を持ち上げたり、手を拭いたりと何かと重宝するのが普通のタオルです。
大きなゴミ袋
魚を持ち帰るときに、魚を袋に入れてからクーラーボックスに入れ、その上から氷を入れると、魚が良く冷え、またクーラーボックスの清掃が楽になります。
他にも雨天時のカッパを入れたりなど、ちょっとしたゴミを入れてたりも出来、あると便利に使えるので1~2枚は持っていきましょう。
チャック付きポリ袋
海上釣堀で使用するエサは冷凍エサや活きエサ、ダンゴを使用することが一般的ですが、エサが入っていた袋には強烈な臭いが付いており、密封できない袋に入れておくと帰りの車の中でエサの臭いが充満し取れなくなる恐れがあります。
それを防ぐために、チャック付きのポリ袋に入れておきます。また、使いきれなかったエサを入れておいてクーラーボックスで冷やしておけばエサの鮮度を保てますので、次回の海上釣堀でも使うことが出来ます。
ウエットティッシュ
エサや魚には特有の臭いが付いていたり、ヌメリがあります。手に付いた汚れや竿、リール、タックルボックスなど、直接手で触れたものをその場で綺麗にするためにウエットティッシュがあれば手軽に綺麗にすることができます。
手には除菌ができるアルコールタイプが、竿やリールには素材に優しいアルコールフリーのものがオススメです。
ペットボトルに水を入れたもの
飲料水でも良いですが、普通の水道の蛇口から汲んでおいたペットボトルがあると便利です。
利用するシーンとしては、ダンゴを作る際の水分やバッカンの洗浄、手やタックルの洗浄に使えます。 真夏では濡れタオルを作って首に掛けておくとヒンヤリして気持ちよく、蒸発する際に熱も奪うので熱中症予防にも効果的です。
偏光グラス
海上釣堀ではエサ釣りが主流で、エサに食いついた瞬間や合わせのタイミングを逃さないことが重要です。
そのためには常に海中の糸やエサを見ておく必要があります。 裸眼では太陽の光に水面が反射して海中が見えにくいのですが、偏光グラスを掛けると水面や海中が目視しやすくなります。 眼鏡の上から掛けられるタイプもリリースされています。
レインウエア
海上釣堀では少々の雨であれば釣りは決行されますし、晴れていても突然の雨に打たれることもあります。 ビショビショに濡れてしまうと釣りどころではなくなりますので、必ずレインウェアは常備しておくようにしましょう。
出来るだけ軽量でコンパクトに収まるセパレートタイプか、ポンチョタイプがオススメです。
軍手
魚を直接触るとヒレやエラの先で手先を切ってしますことがありますので、慣れないうちは軍手をハメて扱うようにすると良いでしょう。
せっかく釣った魚を海に落としてしまう失敗も防止出来ます。
簡易な救急セット
ヒレやエラの先で手先を切ったり、針先で指を刺してしまったら放置せずに消毒と絆創膏を貼っておきましょう。
魚やエサには雑菌が繁殖しやすいので、そのまま放置しておくと化膿する原因になります。
輪ゴム
仕掛けを一時的に留めておいたり、エサの袋を縛る際に使います。
日焼け止め
海上釣堀では基本的に屋根がないものです。真夏では厳しい日差しに晒されます。日差しに晒されると日焼けするほかに、体力も奪われたり熱中症の原因にもなります。
日焼け止めを塗っておくと肌に直接太陽光が当たらずガードしてくれます。現場で何度か塗り直しが出来るようにタックルボックスに入れておきましょう。
保冷剤
クーラーボックスに入れて魚やエサをキープしておいたり、真夏の釣りで火照った顔や体をクールダウンするのにも重宝します。
特に頭痛やめまいは熱中症の初期から中期症状のサインですので、首元や脇、太ももの付け根など太い血管あたりを積極的に同時に冷やせるように小さめのソフトタイプの保冷剤を数個入れておくことをオススメします。
使い捨てカイロ
逆に真冬の釣りになると、電熱ベストなどの便利グッズに頼れば快適に過ごせますが、電源が無くなったり故障すると全く使い物になりません。
そんなときに使い捨てカイロがあれば緊急用として暖を取ることが出来ます。
釣りに持っていくと便利なもの~道具編~
ラインカッターやPEカッター
現場でラインやハリスを付ける際に必要になるのがラインカッターです。
釣り糸には、ナイロン、フロロカーボン、ポリエチレンなどの素材があり、通常のハサミでは切りにくいものもあります。
釣りに使うラインカッターとは、釣り糸のカットに特化したカッターで、一般的には釣り竿のラインナッパーや、専用のラインカッターがあり、ハサミ型、爪切り型、ライター型などの種類があります。
ラインナッパーは、釣り竿のグリップに付属している小さなカッターで、釣り糸を簡単に切ることができます。また、多くの釣り竿には、リールシートの下にラインカッターが付いているものもあります。
一方、専用のラインカッターは、釣り糸を綺麗にカットできるように設計されており、刃先が細かく、釣り糸を傷つけることなく、正確にカットできます。また、ラインカッターには、フックを外すためのピンセットや、結束バンドを締めるためのノッパーなどの機能が付いているものもあります。
海上釣堀でび大型の青物に対応した太めのPEラインになると、普通のハサミで切っているとすぐに切れなくなってしましますので、専用のPEラインカッターが必要になります。 カラビナやキーチェーンなどが付いたものだと身に着けておいていつでも使えるのでが便利です。
釣りにおいて、ラインカッターは非常に重要な道具の1つです。釣り糸を綺麗にカットできるため、正確な釣りを行うことができます。また、釣り糸の始末をスムーズに行うことができるため、釣りの効率を上げることができます。
針はずし
エサ釣りでは魚が針ごとエサを飲み込んでしまうことや、奥まった場所に掛かって外しにくくなったり、外すのに時間を要することがあります。
針はずしには、C・Y型、プライヤー、フォーセップなどの種類があります。
- C・Y型針はずしは、先端がCやYの形をしており、針にひっかけて外します。小さな針や軸が細い針に向いていますが、太い針やトレブルフックには不向きです。使い方は、魚の口から出たラインを針はずしの溝に通し、そのラインに沿って針はずしを魚の口の中に入れて、針に当てて押し込むかひねることで針が外れます。
- プライヤーは、ペンチのように針を挟んで外します。深く刺さった太軸の針を外すのに適しています。
使い方は、魚の口の中にプライヤーの先端を入れて、針を挟んでから押し込むかひねることで針が外れます。
プラスチック製で棒状のシンプルな作りのもので十分ですので、1つタックルボックスに常備しておくと効率よく針はずしができます。
ハサミ
ハサミは釣りにはかかせないものです。糸を切るのはもちろん、エサの袋をきったり、食べ物の袋をきったりと必ず使いますので持っていきましょう。
釣り用のハサミもありますが、市販のものでも代用できますので何本か入れておくと便利です。
ピンオンリール(カラビナ)
ピンオンリール(英: pin-on reel)とは、釣り竿に取り付ける小型のリールで、釣り糸を巻き取るためのものです。ピンオンリールは、釣り竿の先端に取り付けることができ、主に子ども用の釣り竿や初心者向けの釣り竿に使用されています。
ピンオンリールは、リールボディに小さなピンが付いており、釣り糸をピンに引っ掛けて巻き取ることで使用します。一般的に、ピンオンリールは単純な構造をしているため、操作も簡単で、初心者でも簡単に使うことができます。
ただし、ピンオンリールは釣り糸の巻き取り能力が限られているため、大物を釣る際には不向きです。また、ピンオンリールは糸の張力を調節する機能がないため、釣り糸の張力を調整する必要がある場合は、別途テンション調整器具が必要となります。
最近では、より高度な機能を持ったリールが一般的になってきたため、ピンオンリールの使用は減少しています。しかし、子どもや初心者が釣りを始める際には、扱いやすさからピンオンリールが使われることがあります。
小さくて無くしやすく、それでいて頻繁に使うものを引っかけておくと便利です。
折りたたみいす
海上釣堀であっても、潮位や天候などによって魚の活性に波があります。
食い渋っているときはいすに座りながらゆっくり過ごすと体力を温存できます。 大型のいすは周りへの迷惑になり兼ねませんので、折り畳みタイプの小型のいすを準備しておくと良いでしょう。またクーラーボックスをお持ちの方は椅子としても代用できますね。
防水バケット
海上釣堀で魚を釣った際に、一時的に魚を入れておいたり、手や道具を洗ったりするのにあると便利です。
折り畳みタイプであればタックルボックスやバッグ中にの収納しておけます。
まとめ
今回は海上釣堀にもっていくと役立つ便利グッズをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
上記の便利グッズは、釣りを始めたばかりで海上釣り堀初挑戦の方にとくにおすすめのアイテムです。これらのアイテムをそろえることによって快適に釣りができるので、ぜひ揃えてみるのをおすすめします。